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異常な暑さが続いた6月。毎年こんな感じですと仕事もそうですが
健康的にも心配になってきました。
私の記憶が確かであれば90年代は、エアコンなどはできるだけ使わず
扇風機、打ち水、風通しのよいような部屋の配置など、工夫して
生活しましょう、というのがテレビなんかでも流れていたように思います。
エアコンをつけると室内は涼しいけれど室外はそのぶん熱くなっているわけで
みんながエアコン使うと、電力消費も激しいし、外気温もあがるから
節電しましょう、というような感じだったように思います。
電力会社も節電節電と。
ところが最近は、エアコンはガンガン使って快適に過ごしましょう。
なんて感じになりました。
まあ、健康的かどうかはわかりませんが、突然死が増えたせいだと思われます。
福島の原発が事故を起こしたあと、原子力発電所が全国的に止められ、電力ひっ迫、
節電節電、計画停電までしていたはずが、最近のこの暑さの状態でも
電力は間に合っている。
おそらく太陽光発電のぶんが意外と補助的な役目をしている模様。
30年前の政府の狙い通り、再生可能エネルギー(当時は違う呼び方だったはず)が
原子力のぶんを補っているのだろうと思います。
実際どうなのかはわかりません。電力消費量を公表しているところが
電力を作っているところですから。
さてこういったエアコン無しの昭和的気合いだけで働いている私ももう56歳。
なかなかきついんです。
経営も仕事はあれども進みが悪い。世の中は給与を上げようなんて動きもあるけど
こちらも工賃上げたいけどそういうわけにもいかない。
ま、労働環境も経営環境も板挟み的な状況であるのは間違いないです。
いろいろ考えてはいるんですが、毎日ただ時間が進み、
いまここにいるのでただバイクを整備する、
大きな変化もなく日々が進んでいるのが平和なのかもしれませんね。
興味あることはまだまだたくさんありますが、仕事に生かせるものは
ほとんどありません。
このまま人生が終わると、その記憶も経験も技術も技能も、ただ消え去るだけ。
諸行無常の響きあり