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昨夕,大和の法人会の講習に行きましたら
ものすごい雨が降ってきて...
バイクで来たのにどうしよう?
と思っていたらパッとやんでくれました.涼しくなって嬉しい!
講習が終わって8時くらいに店に戻り,さあこれから
修理が終わったバイクニ台の配達と修理車一台の引き上げだ!
とまず一台を積んで配達に行って,二台目を積んだ瞬間...
瞬間的にドドドドドっと雨が降ってきました.ザーではなくドドドです.
慌てて店の中に戻り,雨雲レーダーで様子を見ます.
30分待てばなんとかなりそうだ...
その間に,頼まれていた自動車の保険の見積り.
お客さん曰く,保険の補償内容って言葉の意味が本当によくわからない.
おっしゃるとおり.
よくわからなくすることで,騙しているのも保険です.
コマーシャルとかアドバイザーが話す言葉は,
知っている人がわかっているだけ
の言葉であって,実際はよくわかっていないことが多いのです.
身に染みる言葉です.
保険の講習会でもやろうかな...でも保険会社の許可が要るのかな?
ま,最近はコンプライアンスとかで消費者にもよくわかるように
という通達が金融庁から来ており,保険会社での講習も多いわけですが,
コンプライアンス
ってそもそもなんやねん!
って普通思いますよね.私たち自動車業界の人がいうコンプライアンスは
足回りの剛性感みたいなことの意味に使いますので,
さらに混乱するわけです.ま,整備業界ではまず使いませんが,
設計とかに興味ある人はよく使う言葉です.
整備業界にはメーカーに文句言う人は多いですが,
実際の設計に興味を持つ人の方は少ないです.
自ら進んで勉強しませんからね.
ランボルギーニはフェラーリユーザーだったのですが,
フェラーリに改善を申し込んでも一向によくならないので
しゃーない,自分で作るか...
と作った自動車メーカーと聞いております.
さて,お客さんから午後10時には仕事に行かねばならないということで
雨も止む前にトラックにバイク積んで出発です.
着いた現地はやんでいたので助かりました.
お客さん,介護のお仕事なので深夜も出勤があるんですね.
大変な時代になりましたね.
(私も早朝から深夜までよくやっていると自負?しているけれど)
あ,そうそう保険といえば英語でインシュアランス.
最近届くメールには,
コネクテッドカーインシュアランス
と言う言葉がよく入っています.アメリカでの自動運転の
講演会の募集みたいなんですが,
(学会やら色々入っているのでそういうメールが一杯来る)
自動運転時の事故の責任はどこにあるのか?
自動車メーカーなのか運転手なのか道路なのか?
もし事故をした場合に,誰を優先的に保護していくのか?
道を歩く歩行者なのか運転車なのか?
などという命題から実際の保険金の支払い対応まで
保険としての方針を決めなければなりません.
また,機械としての基準や法律の範囲なども
よく考えないといけません.これもインシュアランスと言う意味の
中身のひとつです.保険金を払うという意味だけではありません.
なかなか難しい時代ですが,日本はAIやら機械学習やら
基礎研究が,ものすごく遅れている国ですので
だって安倍さんが,基礎研究より実践技術者を
と言ってしまったので,予算下りないし...
日本中の大学の教授さんたちは本当に困っている時代です.
安倍さんの言ったことはつまり
大学や大学院より高専を
といったわけです.でも高専だけでは成立つわけがなく,
基礎研究から実践,応用まで幅広く学術の門戸は開いておくべきです.
予算が無い?
あんなに税金で取っておいてどこに使っているんですかね?
今朝の神奈川新聞読んでて(保険会社で手続きの待ち時間に読む)
最低労働賃金アップ!28円!!
どこかのコメンターは人間らしい生活を送るには最低時給1500円と
書いておられましたが,じゃあその1500円ってどこからもってくる?
どこかの評論家は,企業は生産効率を上げて,時給を上げなければならない,と.
じゃあその効率を上げるためには,AIやら導入,機械効率を上げて
人件費を減らし,優秀な人間だけを働かせて,使えない人は排除,
と言う意味じゃないのだろうか?
働けなければ時給の話にもなりません.
最低時給の話しをするのは,最低部分の人の話になるので
結局,企業の効率化によってクビになる人の話になるわけです.
私は経営もやっているわけなので,100円を稼ぐ大変さを知っています.
賃金上げろと一方的に言っている人は本当に,お金の流れを知っているのか?
いつもそう思います.
社会的に見れば,教育,医療,不動産の三つがどう考えても金銭的に
おかしい世界になっていて,その部分に絡んでいく銀行,保険業界も
やっぱりおかしい世界です.この辺を改善すれば,ちゃんと
上から下までお金が流れるようになるんじゃないかな?
たとえば建築業で言えば,日本は自動車で育った国とも言えるわけだから,
自動車産業の優秀な技術者を工務店に放り込めば
家なんて1軒1000万円もするわけが無い.
無駄な人件費(下請け多い)と無駄な材料費(ロスが多い),
経営者の無能(ただ権力で人を使っているだけ)さが
わかるはずです.おそらく300万円もあれば今の日本の家は建ちます.
売買だけしている不動産屋は手数料は一件1万円とかに固定すべきです.
自賠責保険一件売っても1600円でっせ!家を月に30件,賃貸でも売買でも
契約したら30万円になれば十分でしょう.机上の仕事なんだから.
家賃の1か月分とか,家の代金の何%とか
わけわからんシステムはやめるべきです.仕事量変わらんでしょう.
教育なんて塾産業は本当にひどい.
ひとりずつ教えているなら週に1,2回で毎月1万円の授業料は
わからなくも無いけれど,部屋に10人も放り込んでおいてひとり1万円は無い.
あのシステムは誰が主導しているのか?
私なら一人1000円でいいと思う.
でも親は払うんですよね.
医療は,人の命を扱うから,あまり無碍には出来ないけれど,
医薬品から治療器具まで本当にお金お金お金の世界です.
コスト削減と言う言葉は使いにくい業界ですし,
なぜか手先が器用かどうかもわからない医者に手術を任せます.
日本では医者はまず頭がよくないといけないというルールがありますが,
最後は人間の手だとすると,頭より運動能力じゃないか,と.
そして本当に大事なのは人間力だと思いますけどね.つまり性格.
この先生なら,失敗して死んでもいいです.次の人が助かれば
私は先生の土台になります,って思うくらいの人間がいい先生.います?
医療もロボット化していけば今の日本のお医者さんは使える人材になるかと
思うのですが,現状は,数少ない医学部出身の受験勉強ばっかりしてきた
人に人の命を託しているということです.
まさにコンプライアンス!インシュアランス!
保険屋もおかしいですよね.
サービス業が実(現場)業よりも利益出しているのは
どこかおかしいのだろうと思っています.
いかん,また勢いづいて書いてしまった...
ということで,何かおかしいと気がついていたら中から改善するのが
一番です.外部指摘よりも内部指摘.
整備業界もおかしいところ一杯あります.
特に整備費用で納得いかないところありますよね.
まあ,機械の壊れ方にも個性があるので一元的には難しいんですが.
大体の整備費用,修理費用がこんなにネット普及社会でありながら
公表されていないというのも珍しいです.
ということでたまにツイッターで費用もつぶやいています.(@yada_yndp)
同業者からは安すぎるという指摘も受けますが,
作業時間や専門性考えても,慣習的に高すぎる修理作業というのは
あるわけで,少しでも業界が改善していけばなあと思うところです.はい.
世界経済とのバランスから最低賃金を上げることには賛成ですが,
原資を調整するために今儲かりすぎている業界の改善,
国家予算の分配,などに国民はもっと目を向けていくべきです.
国会議員なんて別に時給1万円でも10万円でも国民のために
ちゃんと働いてくれるならたいした額ではありません.
議員数も然り.(ただし,与党は半数以上になってはいけない,という法律は要る)
ちゃんと予算会議では予算を議論して(現実は,ほとんど議論せずにスキャンダルや幼稚な言い争い)
国民の声を受け止めて,国民に監視されながら活動するのが議員です.
マスコミもスキャンダルより,現実をリアルに.なんなら
ノーコメントでいいので現実垂れ流しの映像でもいいと思います.
プライバシーがどうのというなら議員になるな,と.公器とは何か?です.
もう猛暑というより爆暑です.
連日35℃越えなんてありえません.
昨日は本当にヤバイと感じました.
夜は暑くて何度も目が覚め,何度も冷蔵庫から冷えた水を飲んで,
首周りが汗だくになりながらやっと朝方眠りに落ちて...
朝日の光線の暑さに目が覚めるとなにか視点が定まらなくてボンヤリ...
立ち上がるとめまいがして柱に手を当てないと立てない.
立ったのはいいけど,その次の足が出ない.足を出すと
転倒しそうなくらいにグルグルと脳が回っている.
ヤバイぞ,これ.
昨年,親友が夜倒れて病院に運ばれて脳梗塞になったのを
思い出し,きっとこんな感じだったんだろう,と.
なんとか手を壁にあて一階へ.
二階よりも圧倒的に1階の涼しさを感じます.
暑さの汗と冷や汗と...
なんとか風呂場に入って水シャワーを浴びますと,
今度は頭痛と立っていられないほどの疲労感.
ああ,コレはもうダメだ.
という気持ちと,こんな素っ裸で倒れてたら
チョー恥ずかしい,
という,こんな状況でも人間の理性?羞恥心?ってのは
働くんだなと思いながらも,風呂場でダウン.
冷やすのもよくないのか?と思い少し暖かめのシャワーにすると
少し復活.
なんとか落ち着いたので,こうなると次は食だ.
飲んで食わないと倒れる...
という思考回路が勝手に働き,
冷蔵庫にあるペットボトルをあけます.ゴクゴク.
ハムが目に入り調理もせずに口に放り込み...
シドニーに住んでいたときに,町の外がブッシュファイヤーで,
天気予報では晴れているのに煙で空が一面覆われたことがありました.
このときの気温は37℃.
体温より暑いなんて...
と思っていましたが,日本でも快晴なのにこの暑さ.
昨日は日本も記録が出たようで41.1℃.
埼玉には住めません...
といいつつもトタン屋根の当店は蓄熱性能もすごくて
朝の9時台ですでに35℃の店内.
今日はもう午前は仕事は無理だな,午後からにしよう,と決め,
涼しいところは?と図書館へGO!
ところが海老名のツタヤ図書館はすでに1階の席は満員状態.
テレワークらしきおとーさん.子供連れて楽しんでいるおかーさん.
家に居場所がないのか,と言う感じのおじーさん.
そして夏休みに入った小中学生と試験勉強らしき大学生.
埋まってます...大きな机.
小さい机は本を読む人が座るんですが,
かなり一杯なのにイスにカバンを置いて席取りをしているのが
何席か.こういうのって日本人の悪いところです.
なんとか15分ほど待って席があいたので
アイスコーヒーを頼んで本を読みます.
エアコンの効いた,音楽のあるこの空間.
幸せです.図書館の隣に住みたい...
店に戻ったらエアコン工事の計画を立てよう...
なんて思いながら1冊読破.ちょっと気になってたことも
3階に上がって調べて...どの階の机も学生さんたちが占領中.
昔はこんないい環境無かったわけだし,
今の学生は恵まれているよなあ...と.
ま,勉強はいつから始めてもいい時代です.
おとーさん,おかーさんも頑張って勉強しましょう!
体調も持ち直し,午後になって店に戻ります.
海老名駅前のセグウェイパーク.こんな日に乗ったら死んじゃいます.
というより乗ってるのみたことないので
とっととなくしてスケボーパークに!
オリンピック種目ですよ!
空を見上げると太陽はほぼ真上.
地軸が移動したんじゃないかと思ったり.
(誰か調べました?)
建設工事現場の警備員さん日陰でも倒れそう.
なんであんなおじいさんばかり雇うんだ?
パワハラじゃないのか?
死んじゃうぞ.倒れたら損害賠償大変だぞ.
もっと10代,20代の若い労働力を使わないと.
と思いつつも,いまどきの若い警備員なんて殆んどいないし,
やっても続かないだろうなあ?
背負ってるものが違うからね.
エアコンの効いた室内で快適な音楽と冷えた飲み物を前に
ノンビリ過ごしていても生きていけるから.
警備員の方.本当にご苦労様です.
と,生きていくために私もまた店に戻り
8リッターの汗を流し...
(昨日飲んだペットボトルの総量.体重増えてないから汗だろうな)
月末の支払いの計算をしつつ...
その日暮らし.
明日も朝が来ればいいなあ.ああ暑い...
今日も午前は休みます...逃げます図書館に.無理です.
暑い日が続きます.毎日水5リッターとか7リッターとか
燃費が悪いです.
お客さんからの差し入れの缶コーヒーは殆んど飲まないので
冷蔵庫もドンドン溜まる一方.
たまには飲みますが,最近はドリップコーヒー以外は
あまり飲まないようにしています.健康のため?
熱いときは塩と水です.塩は体内で生体維持に必要な要素を
交換するのに必要とやらで詳しいことはわかりませんが,
坑道労働者がバッタバッタと倒れた時代に,
塩を配ったらまったく倒れなくなった
挙句にさらに重労働になった...というのは置いておいて
とにかく効果は実証済みです.塩です.塩飴は殆んど砂糖なのでダメです.
この塩というのは日本では昔は作るのも大変苦労して貴重だったり,
塩で食料を保存できたりと大変大事なものだったので,
勝手に作ったり売ったりしてはいけないという法律があります.
タバコやお酒と一緒です.酒は最近になって開放されましたが
ちょっと前までは自分で発酵させてお酒造るとお縄でした.
ということで塩は食塩くらいしか手に入りにくいものですが,
海外に行くとソルトタブレットというものが薬局やスーパーで
手に入ります.この前のオーストラリアでも買いました.
ただの塩粒ですが,タブレットになっているので食べやすく,
水をごくごく飲むときになめたりしています.
めっちゃしょっぱいです.
しかし本当に暑過ぎるのでなんとか体調を崩さないようにと思います.
エアコン普及率も高くなっていていまや小中学校にもあるらしく,
生徒が熱射病で亡くなったというニュースを聞いて,
いくら便利で快適な世の中になっても結局,人の行動次第,と思いました.
小学一年生とのことなので指示されて動いた結果でしょうし,
自ら考え行動できる高学年までの事故の責任は大人の責任です.
ちなみにバイクは既に精神的大人である人に免許を与えているわけですから,
バイクの管理も運転もカスタムも,ちゃんと大人である自覚をもって
行動してもらいたいところです.
20歳にもなってスクーターに羽根つけて喜んでいるようでは,
国際社会から見るとただの幼稚園児ですので.
あと真面目に書くと,バイクは消耗部分のある製品です.
公道というところを走る限り,自身のケガだけでなく,
他のクルマ,歩行者や住民,地球環境に対しても義務を負います.
ツルッツルのタイヤで走って事故したらライダーの責任です.
オイル切れで焼きついて追突されてもライダーの責任です.
ブレーキの効きやエンジンの不調がわかっているなら
その修理をするのもライダーの責任です.
いまやバイク,とくにスクーターは家電製品並みの扱いで,
車検が無いバイクは壊れるまで乗る,というのが主流です.
壊れてから修理するより,壊れそうな前兆を把握して修理した方が
安く上がりますし,整備する側もラクに治せたりします.
結果,費用も時間も安くなります.
昨日,エンジンの焼きつきの電話が3件ありました.
今週は海老名市は35℃くらいだったので,実際の道路の上は
40℃近いはずです.
例年より10℃近く気温が高いのに,原付で全開走行なので
メンテしていない調子の悪いバイクはさらに不調になります.
本当は毎日通勤で全開走行なら50ccではなくて
125ccくらいのスクーターにしてもらいたいと
いつも思っているのですが,たいていの人は
免許取ってる時間がない
という言い訳をして(本当はお金を掛けたくない,が正解かと)
時速30キロ制限のスクーターを50〜60キロで無理に全開走行です.
しかも2ストだったりするので既に20年以上前のモデル...
電話があった3台のうちの1台は,しばらく置いたらキックが動くようになった
とかで夜引き上げる予定が,
動いたからいいです.乗って帰ります.
という電話.一応,すぐに壊れるから直した方がいいとは言いましたが,
聞いてくれません.テレビ叩いたら直ったからいいよ,の世界です.
次は知りません(と言いたいが対応してしまうんだろうなあ...)
で,1台は,昨夜遅くに引き上げましたが,こちらは走行35年目の
スクーターでおじいさんが大事に乗られているので
直らなかったらバイクはもうあきらめるよ
という一言を頂き,なんとして治してあげたい,という気持ちです.
メットイン前のスズキ蘭というキャンディーズ時代のバイクです.
ものを大事にするということはどういうことか.
結局,人の行動なんです.大人の行動.
放っておいて勝手に直るのは人間くらいで,機械や電気製品は
進行が遅くなることはあっても自然治癒というのはまずありません.
気がついたら整備していくのが長生きのコツです.
人間の体と同じくバイクも暑いときは無理しないようにしましょう.
継続こそ力なり
なんてことを書いていたりするわけですが,現実はというと
バイク屋の将来は厳しい...
と思っています.まあ,クルマ屋も同じですが,
クルマと違ってバイクは少し趣味寄りのものなので
なおさら厳しい...
時代と言えば時代.時代のせいにはしたくないけれど,
人間は便利で簡単で安い方,そして性能の良いほうに移っていく.
レコードやカセットテープなんてもう使っている人は殆んどいない.
使っていてもそれしかないからと言う理由ではなくて,
こだわりがある人
変わりもん
が大半です.メーカーさんも自社工場をもっていて,
設備も償却が終わっていて,とりあえず捨てなくてもいいかな,
という会社くらいで,
毎月家賃を払い,リース代を払い,保守管理が大変で,
というところは,売れない商品のために保持する人は
まずいないはず.
資産があるなら別ですけどね.
でも一部に需要があるからそういうユーザーにとっては
残ってもらっていてありがたい.
また,ほぼ独占になるのである程度の価格調整もできる.
でもコレは本当に恵まれた仕事環境でしかありえない話です.
バイク屋の話に戻しますと,カワサキ,ホンダと
販売店網の整備を進めているわけですが,小さい正規代理店にとっては
車検のあるバイクの新車販売が出来なくなるのに,整備で必要な情報を
メーカーからもらうためには代理店としての登録は解除できず,
まあ上納金というと失礼かもしれないけれど,
メーカーの看板を上げておくには,それなりに毎月払うお金が要るわけです.
看板もらっている以上,勝手なこともできませんし,
ノルマや義務,そして責任まで押し付けられるわけです.
その昔(もう30年くらい前か)は,メーカーの看板を上げていると
逆にメーカーからお金が配られたりしていた時代もあったようですが,
今は勝手に看板使うと商標権なんかにも引っかかりますしね.
ま,ステッカーはその辺で正規品がいくらでも買えますが
仕事で使うとなるとまた話は別です.
うちは今,どこの代理店でもないし,どの協会などにも所属していません.
商工会議所とか法人会くらいかな.でもまああれは法人会社組織として
運営を勉強するための場所で,バイクとはあまり関係がありません.
新車や中古車販売も殆んどしないので整備だけですが,
整備振興会にも入っていない.でも講習とかはちょっとお邪魔したり...
タテ社会に逆らうようなお店ですが,
ほとんどのことは独学でなんとかなるものです.
ただ資格やら許認可は,そういった勉強ではどうにもならないことが多く,
家族,親族の印鑑証明やら資産状況やらといった
本業の技術技能とは関係の無いところで判断されるのが常です.
整備振興会に入っていないと実際のところ認証工場にはなりにくいし,
ETCの取扱店になるにも色々手続きが必要になるわけです.
日本国憲法には,
法の下に人は平等
と記載があるのですが,銀行さんはまず資産を見,嫁,子供がいるかを見,
ローンやらの過去歴を確認し,本人がいくら真面目でも
数字で判断してくれます.法の下に.
メーカーの代理店にしてもそうで,資産状況,印鑑証明,保証金,と
いろいろ渡した挙句に,ノルマと責任つきの看板をくれるわけです.
ま,言い方悪いですが,やっていることは殆んどマルボウです.
人を見てカネを貸す,傘下に入れる,というわけですが,人というのは
その人の性格や才能ではなく,資産とか家族構成という人です.
私はこれを差別と呼ぶのですが,どう思います?
実は誰もが認めているんです.この差別は.そういうのを区別と言う人もいます.
こういうのは,会社や系列,組織を数値化すると出てくる問題です.
人と契約するときは,その人の考えや行動をみて,サインすればいい.
お互いの理解と協力でお互いを伸ばせばいいと思います.
規制ばかりで閉じ込めるやり方は机上では管理しやすいでしょうけれど,
現場にいる人にとっては働きにくいわけです.
上に立つ人は,現場に立たないといけません.ある意味現場から
上がっていったあちらの人たちならその組織は強いです.
でも現実のバイク屋業界はどうなのかな?
うちのような小さい独立系のバイク屋さんは今後どうなるかなあ?と思っているわけですが,
ほとんどは排ガス規制などの対応ができなくなるので,
メーカー系列以外のバイク屋さんが生きていくことは難しいかな,と.
突然,すべての内燃機関がなくなることはないでしょうけれど,
どのバイク屋も跡継ぎがいませんしね.
あと継ぐ意思がある場合も,家族ならいいけれど(無茶できるけど),
雇っていたらやっぱり厳しいんじゃないかな,と.
今後はバイク屋というより,機械修理屋の一部としてのバイク修理に
なるんじゃないかなあ?だからバイクだけじゃなくてなんでも
治せる会社,よろず屋でしか生きていけないように思います.
うちはもう殆どよろず屋です.なんでも治しますし,なんでも対応していかないと
食っていけない事実があります.
そういったよろず屋で22世紀も細々と技術を伝達しながら生き残れば
今のアナログレコードのような立場になっているんじゃないかと想像します.
グーグル検索で,「バイク屋 廃業」なんて調べると
色々裏事情なんてのもあったりしますね.
ハーレー整備の師匠さん(と言うと失礼にあたるかもしれません)の
タメさんも体壊してしまって,ほぼ廃業状態なんじゃないか,と聞きました.
今度川崎に仕事あったら寄ろうと思っていますが,
跡継ぎが無いという事実は,どこにでも転がっていて,
若い人が興味を仮にもってくれても,未来のある技術ではないとすると,
さてどうしたものか,と.
働き方改革の意味は,
みんなが無理せず少しずつ仕事して支えあう社会
であるならば,残しておくべき仕事や伝統に対しては
もうすこしやり方を考えないといけないなあと思うわけです.
3K職場をロボットにすればいいという考えも有りますが,
やっぱり出来る人間を残しておく必要性はあるわけで...
一昨日の夜,辞めずにあと何十年も私のために頑張ってやってねと
近所のオバサンに言われて,真面目に未来が見えなくて悩んでいる店主より...
誰のために働いているんだろう?
私は時々教壇に立つ事があるんですが,そのときよく話すのが
すごい人!ってどうしてすごいかわかります?
です.答えは「継続」です.
おんなじことをずっとやってれば誰でもすごくなるんです.
その領域に達するまでの時間差はありますし,
才能ややる気,場合によっては命令でさせられている人もいるでしょう.
でもずっとやり続けている人はやっぱりすごいんです.
じゃあ,ずっとやり続けている人が偉いのか?
これもまた命題.たぶん人それぞれ.
ただ日本においてはわりとこれは評価されます.
一度の人生をずっとそれに費やしたということなのかな.
寿司職人になるために,皿洗いに,酢飯づくりに,何年も下積みやって
やっと包丁握らせてもらえる.
これが無駄だと言う人もいますし(最近増えてきたかな...)
その無駄と言われる時間に何を考えてきたかが,
10年後20年後に花開く場合もあるわけで(その立場にならないとわからないし).
人それぞれです.考え方は.
で,私の考えもあるので,書いてみます.
日本は誘惑が多い国です.ブームもあれば,価格破壊で簡単に手に入るものも
多いです.バイクブームはとっくに終わったらしいです.
時々お客さんに聞かれる質問で,
バイク乗るのをうまくなるにはどうしたらいいですか?
ですが,
知るかそんなもんっ!
って答えが割りと当たっているんですが,社会的立場?ってのもありまして
ちょっと真面目に答えますと,
バイク乗る時間増やしてください
と.それくらいかな.どんな人でも乗ってればなんとかなるものです.
ほとんど練習しないのにうまくなるはずが無い.
ピアノの名手(っていうんでしょうか?)は,毎日必ずピアノに
向かっていると聞きますし(ねえ島先生?)
オリンピックやワールドカップに出るような選手も
毎日練習怠らず...(現代は休養も練習のひとつですけど)
日本人が世界GPなどのレースで勝てない時期がありました.
理由はわからなかったんです.
でも90年代初期にたくさんの日本人レーサーが海外で活躍できるように
なりました.
練習量?
そうなんです.実は全然乗っていなかった.
走るサーキットも限られていましたしね.
これは今でも変わり有りません.日本からすごい選手が
出るのはすごいことだと思います.
少なくとも貧乏人でレースで勝てる人はほぼいないのが現実.
レースは貴族の遊び,といえばそれまでですが...
バイクの性能がどんどんあがり,テクニックでの差がつきにくく
なってくると(現在のF1はそうだと思います),
速く乗る方法っていうのがあるはずです.
昔は速い人が正しいということだったんですが,今は
設計者が意図する乗り方で乗ると速い,
になりつつあります.ある意味,ものづくりの真髄.
でもスポーツとしてはどうかな?
もっと汎用性のある製品にして,実用からレースまで使えて,
人それぞれの能力に合わせていじったり乗れたりするバイクが
いいバイクなんじゃないかなあ?と
高いバイクを買えないヒガミ
です.はい.
でももうひとつ思ったのは,実は日本人は勉強していなかったんです.
心技体の一致という武道の教えがありますが,
精神的に,体力的に,追い詰めるのは得意ですが,
技ですね.その点をあまり詳しく勉強しなかった.
勤勉で,努力家で,根性のスポーツ精神の日本人は,
合理的な方法を見つけられず,たまたまセンスのあるコーチがいて
その人の通りにやったら成功したのでその方法が正しいみたいな.
活躍した人は環境がよかったんです.
何人かはそれで成功するんですが,理解できない人は理解できませんから
先が伸びません.時代も変化します.
バイクもコースも安全対策もどんどん変化します.
ルールも変わっていきます.
とにかく変化に対応していくことも大事ですし,
変化に負けない基礎力があるかどうかも大事です.
欧米のコーチっていう人は本当に合理的に研究を積み重ねているんです.
日本人こそ得意だと思っていた分野なのに,実は怠っていました.
野球でもマネーボールだったかな,ああいう目の付けかたをするのが
アメリカなんだなあと思いました.
根性論,精神論が先に来ることも多かったので,日本は
合理的に物事を考えるということをスポーツの分野においては
なかなか実現してこなかった.
運動センスのいい人が上に立つからで,理論派との共同作業が
出来てこなかったからです.最近は少しずつ改善されてきています.
ただバイクに関してはどうかなあ?
でもまあ毎日やっていれば経験値はずっとあるはず.
腑に落ちる
と言う言葉がありますが,日本の場合はその方が多いかな.
そしてそこに辿り着くと,一気に花が咲きます.
そこに辿り着くまでが根性!みたいなところもあります.
毎日続けて,少しずつ変化させてみて(考えようと言う意味),
創造と努力が重なったときは
とても生活が豊かになるはずです.
苦労が好きな日本人ですが,苦労しなくて花咲かせたいと言う人も
多いでしょう.日本のビジネスはそっちを向いていますね,今.
でも成功者はたいてい苦労を伴っているから美化される話が多いわけです.
でも少し考えてみます.
ひとつのことにどれだけ時間を使っているか.
英語苦手な人.どれだけ勉強しました?中,高と6年ですか?
6年も勉強して話せないんですか?
週に2時間,一年で30週(意外と少ない)の教育.
1年間60時間しか勉強していません.
予習復習やった人は倍でカウントできますね.
60時間を6年間.360時間です.おおすごい!
でもこれ毎日朝9時から夕方5時まで仕事時間と思って
休憩も入れて一日8時間英語勉強したとします.
360を8で割ると45日.
たったの45日です.
(彼女と3年付き合ったけど一緒にいた時間は何日?みたいな...)
意外と勉強していないでしょう.だからそんなに英語なんて
みんな出来ないんです.しかも忘却曲線なんて理論もあって,
今日学んだことを今日復習すれば割りと記憶に残るけど
明日やると半分以下.その次の日とか次の週とか(殆んどの学生はコレ)だと
殆んど記憶からなくなっていて,イチから学んでいるのと同じです.
結局,練習しているようで,毎週一時間だけ勉強と言うやり方は
この理論の場合,6年間やってもせいぜい1時間勉強したのと
たいして変わらんと言う恐ろしい話です.
ま,実際のところは質や,興味の有無により吸収差があるので,
なんともいえませんが,でもまだまだ少ないのは事実.
毎日やっていれば多少経験は増えるし,頭の中で無意識に復習はするらしいので
少しは成長するはずです.
さあ,バイクの運転がうまくなりたいなら,
もっとたくさん乗りましょう!
ライダーにとって日本の運転環境がいいとは思いませんけどね.
毎日通勤で乗っているなら,毎日ウィリーの練習すれば
1年後はトライアルライダー!?(捕まっても知りません)
あと白バイライダーには絶対勝てませんから逃げないように!
理由は上記です.はい.
2018/07/12 木曜(ミッションポッシブル)
|
タイの洞窟の少年たちの救出作戦.
見事に成功してよかった.
世界から救助の支援を得て,それらをしっかりと
まとめあげられる指導者がいたことは素晴らしい.
タイの宗教やその国民性が,パニックにならずに
権力を振りかざさずに,堂々と行動をしてくれた.
福島第一のときの状況を世界にさらした日本は,
見習うところは多いと思う.
東電の東京本社と現場の所長との回線通話なんて
いまでも本当にひどいなと思う.
何がともあれ,少年たちが無事であったこと.
そしてひとりの救援にあたったダイバーが犠牲者となったこと.
福島の所長も含めて,これから未来の行動に私たちは
責任をもたないといけないことと思います.
さて西日本の状況はというと,元々雨量の少なかった地域に
大量の雨が降ったのが災いして,本来,貯めておくための池が
逆に被害を作ることになっている模様.
なかなか管理というのは大変です.
世の中の環境は変化していくので,やはり少しずつでもいいので
想像をして事前に対策をしていくべきなんでしょう.
日本はもう亜熱帯と思って活動もしていかないと
いけないのではないかな,と思ったり.
そしてそれらが予算組んで,無駄な費用を使ってというのであれば
私たちの生活を疲弊することにつながります.
保険は,現生活をも犠牲にして入ってはいけない
というのと同じです.タイの洞窟に集まった世界中のメンバーのように
非番の人,余裕のある人が自力で支援してあげるという
姿勢が大切かなと思った次第.
私に出来ることはあるだろうか?
それを考える日々でもあります.
整備を限られた工具だけでなんとかする,というのなら
得意かもしれません.専用工具に頼る日本の整備は
世界には殆んど通用しません.
みなさんの会社の仕事.会社が倒産したとしたら,
次の会社でそのまま違う環境でも同じ仕事ができますか?
臨機応変とはそういうことなんだろうな,と.
基本が大事です.はい.
そして郷に入らば郷に従え.指導者がしっかりしていることが大事です.
宗教は個人的に嫌いですが,
仏教は〇〇せよ!と言わないので良い宗教だなと思います.
〇〇せよ,そうすれば〜
なんていう宗教は,信じません.お金を集める宗教はもっと信じません.
今朝になって土日の西日本の大雨被害の全容が
なんとなく見えてきた.
ニュースでは,ひとつの家屋での救出している様子や
個人のインタビューなどとてもミクロに見ているので
全体がどうなっているのかまったくわからない.
ニュースの本質は,見ている人の同情を集めたりするのではなくて,
今後の対策に利用できなければ意味が無い.
空からの映像がやっとわかってきて,どうやら川の防波堤が
崩れたところの氾濫が大きいみたいです.
みたところ天井川のようなところばかり.
今まであまり雨量が無かった地域にこういった雨が降って来たのは
やはり日本も気候の変化が起きていて,東南アジアのように
四季から雨季乾季といった季節に変わりつつあるのかもしれませんね.
死者も80名以上,行方不明者も同数近くいるとのことですから
このあと猛烈な日差しの中,泥が固まってさらに捜索は困難になりそうです.
重機で一気にというわけにもいかないでしょうし,
自衛隊の方々の献身的な作業を見ているとなんとかできないものかと
思ってしまいます.
経済的損失も相当出そうです.相当な水没被害,土砂災害のようですから,
保険支払いも相当額になりますし,復旧にどれくらい掛かるかと考えると
毎年,日本のどこかで自然災害が起き,その復旧をするのに数年掛かると
考えると,もう少し身軽な都市計画にしていかないと難しいかなと
思うところ.
東北の震災で,実際に足を踏み入れて思ったことは,
ここに住むな,ではなくて住んでもすぐに逃げられるルートを確保して
新しい町を作るべき,でした.
津波対策の10mを越える壁の内側で住むなんて
人間としてどうかなとも思いました.
それなら今までどおり,海を見て生活し,いざとなったら
ちゃんと逃げられる方法を作る方が人間らしい,と.
しかし,政府の動きはそうではなくて,くさいものにはフタをしろ,
的な対策.10mの津波が来るなら15mの壁,です.
それを東北の海外に延々と作っているんです.
自然はわかりません20mの津波が来るかもしれません.
身軽な方がいいと思いませんか?
ダムの放流タイミングも経験したことがないから,
今回も反省すべき部分かと思います.
警報が発令されて避難誘導にしても
深夜の脱出でどこに行っていいかもわからなかったのでは.
ツイッターに救助要請が住所付きでたくさん出ていましたが,
夜にあれだけ浸水したら,道もわからないし,番地の住所は
実際にはあまり役に立たなかったのでは?
GPSを利用した位置情報等が有効になるのかもしれません.
あと,毎年市役所から配られるハザードマップを見ても
うちは1mくらい浸水したら水没地域であって,
さてどこへ逃げればいいのか?小学校等も同じような高さですから
やはりバイクでトットコと遠くへ逃げるのが一番のように思います.
タイの洞窟の少年たちにも動きがありました.
夜遅くにツイッターでライブ放送があって,ずっと見ていましたが
(ネットでのニュースは殆んどなく...海外のも地域制限で見れず)
なんとか4人助かった模様.
イーロンマスク氏も新しい器具を開発できたみたいで
チリのときの脱出器具のように,ひとりずつ容器に入れて
と言うタイプ.ああいう数日ですぐに作れるような企業は
今後,伸びると思います.
製品化まで数年というものづくりが多いですが,
いざと言うときにすぐに動ける会社はやっぱりすごいな,と.
うちはどうなんだろう?と思うと情けなくなります.
とにかく無事を祈ります.
毎日,朝イチにPCを立ち上げるとホームページに設定しているサイトはCNN.
タイの洞窟の救出に関してのニュースやワールドカップ,北朝鮮.
日本国内のくだらない記事を読まなくて済む.
今朝も西日本の大雨被害のニュースはあった.
こういう記事を見ていて,こんなに技術が高度になってきている現代でも
いまだにどうにもならないことがたくさんあるものだと不思議に思う.
テスラのイーロンマスク氏が洞窟内に人が通れるチューブを設営,という
アイデアなんかを出しているけれど,そういうところに目を向けてくれる
企業トップが少ないことはとても残念.
ふるさと納税という制度が日本にはあって,洞窟の彼らを救出する
プロジェクトに寄付,というのを作ったり出来ないものか.
西日本の大雨被害についても50年ぶりと言うが,ここ数年は
毎年のように大雨被害はあるように思う.
建築基準さえ満たせばドンドン作っていい日本の建設業は,
こういった被害対策が出来る設計をしているのだろうか?
利益第一主義であるような気がしてならない.
なぜこれから人口が減るという時期に,山や丘を削って
崖の真横に新たな住宅地を作るのか.
大雨は,これら人間のエゴ,愚行に対する自然からの答え,とも思ってしまう.
ここ神奈川県は今回大きな被害はなかったが,
横浜などの急斜面(横浜は海と言うイメージがあるけど山です)に
家をたくさん作ったりしているのを見ると,
自然の保水許容はとても減っているはずで,
今回のような雨が来ていたらおそらくかなりの被害が出たはず.
技術でこれらをカバーできるならして欲しい.
被害が出てから対処するというのが日本だけれど,
もうそろそろ予防に力を入れてもいいんじゃないかな,と.
そうすれば保険料も少なくなるし,日本人の稼ぎの
大半を家のローンと保険に費やしている現状が減っていけば
もっと生活を豊かに楽しめるようになるはず.
そうすればアベノミクスも成功するんじゃないかな.
お金の動きが固定資産や保険といったところに回らず
流動的なものに使われるようになるから.
そのためには,
法律を守れば何やってもいい
という業界をもう少し教育する必要性と,
道徳と言うか倫理観のある経営者と,
それらを見守れる市民の目,
というのが必要になると思います.法律で規制しても
いたちごっこですから.
今日も書いてみます.
日本は地震のある国で,
その上で生活することを決断し,
壊れても我慢してみんなで助け合って,
伝統の上に新しいものを次々と付加していって
成長してきた国です.
絶対安全と言う言葉は使ってはいけないし,
想定外という言葉に甘えてはいけないし,
想定外が起きても被害を最小に抑える努力が成長のカギです.
AIだのロボットだのと最先端技術があるはずなのに
なんてもどかしい...
実は全然そんな技術無いんじゃないですか?
だって私の周りにそんな技術もっている人いませんよ.
友達の友達にもいません.
友達の友達が6人もいれば世界中つながるというのは
本当ですかね?
昨日から全国的に雨.観測史上最大の雨量とかの
ニュースが入ってきています.
備えあれば...ということで
バイクにガソリン.緊急脱出用のリュック.
雨なのにバイクというのもなんですが,
ま,クルマが水没するような場合でもバイクの場合は
なんとか走れることが多いです.
ただ,最近の電子制御だらけのバイクの場合は難しいかも.
新しいからいいということはありません.
基本がしっかりしている方がこういう場合は安心です.
夜中になって隣の市の相模原市で大雨洪水警報.
ということは海老名も...と空を見上げますが,
うっすらとした雲が一面にあるだけで降る気配なし.
風もそれほど強くなく,静かな空です.
雨雲レーダーで見てみますと,
山梨県境の藤野や道志みちのあたりに大雨.
そうかあそこも相模原市か.
緑区となっています.
超ど田舎ですが,行政上は政令指定都市らしく
相模原市に合併された場所です.元は津久井郡とかだったかな.
津久井郡に大雨警報,ならわかりやすいんですが,
相模原市と書かれるとあまりに広くて.
こういう災害の場合,平成の大合併による大きな市にとっては
対策が早くなっているんでしょうか?
もちろん政令指定都市になっているので予算はたくさん
降りているだろうから,災害対策費用もたくさん計上しているはず.
市民は詳しく見ておいたほうがいいですね.
ここ海老名はというと,実はかなり水害に弱い町で,
少し多めの雨が降ると目久尻川は氾濫するし,
私の住んでいるこの店あたりは,むかしは河川の砂利取り場だったらしく
地盤は弱いし,すぐに冠水します.
昨夜のような雨がここに降れば,おそらくあっという間に
床下浸水くらいにはなりそうです.
何年か前の一時間に100mm近い大雨のときは,
店の前の道路は水没.道路から15センチほど高い店のシャッターの
ところまで水が来ました.
火災保険には入っていますが,45センチ以上まで浸水しないと
保険は出ません...しかも実損払いでなければ,保険金額の5%とか10%とか
そんなレベルです.ま,もらえないよりはマシか...レベルです.
こういう自然災害のあとで注意することがあります.
漏水とか屋根瓦飛んだとか壁が傷んだとか,
足場作ったりする分修理費用がかさみます.
これに便乗してリフォーム会社が見積から請求まで
全部やりますから,といった営業が来ます.
火災保険内で直るならということで,請求が上がってきますが,
まあ,ほとんどドンブリ勘定でやらなくてもいい作業が
いっぱい追加され,さらに下請け孫請けが適当に作業していて
ロクな修理でないことも多いです.
家に被害があった場合は,まず保険会社か代理店に相談してもらって,
ちゃんとした業者の見積りをもらってください.
お客さんの家が適当な業者でボロボロにされるのを
何度か見てしまっているので,あれならやらない方がいい,
保険会社が紹介した工務店さんにやってもらった方が
よっぽどいいと思います.
その方があとあとクレーム等があっても言いやすいですしね.
ほとんどのリフォーム会社は5年後,10年後にはありませんので
要注意.リフォーム会社に文句があるわけではありませんが
連絡付かなくなると困るのはお客さんです.
ちょっと昔に30年建築保証とかいうのを看板にした工務店ありましたが,
そもそもその工務店も10年くらいしか歴史がなく倒産してしまったので
買った人はどうしているんですかね?30年後にその会社があると
信じる何かがあったんでしょうか?
閑話休題.
何がともあれ日本は地震の上に生きていて,自然災害を多く受ける時代です.
家は100年持つものを作るより,江戸の町のようにすぐに潰せる構造にして
(火事の延焼を防ぐためだったそうです),次々と
新しい建物を作って壊しの方が理想的なのかもしれませんね.
頑丈より身軽
というところでしょうか.モノを大事にするという教育の下では
やりにくい感じですけれど.家のような固定物はそうした方が
いいのかなあと災害が来るたびに思います.
バイクは機動力あるので,いつでも乗れるようにしておきましょう!
昨夜,仕事を早目に終わらせ,夜9時頃にららぽーと海老名へ.
目的は8月に暑気払いの飲み屋を探しに...某英会話教室の幹事...
ららぽーとには殆んど行ったことが無かったので今回で3回目くらい.
最初オープンしたての頃に,大混雑の中.
二回目は数年後に,友人の息子の誕生日とやらでプレゼントの本を買いに.
そして三回目の今回は,飲み場所を探しに.3階にあるフードコートへ.
あ,ココ来たことあるな...なにか友人がメシ食おうということで
一度だけ寄った事ある.思い出しました.ということで4回目ですね.
フードコートでは3000円でアルコール10杯分というチケットがあって,
これ,複数人で使ってもいいことを聞いて,
ここはいいな.ここにしよう,と思いつつも
飲み会の日は,厚木の花火大会の日.大混雑が予想され...
結局,夜中に海老名駅前の別の飲み屋に7〜8名の予約を入れておきました.
久しぶりに都会(私にとっては都会)に出たのでちょっと
落ち着かない感じでしたが,夜のフードコートって,ひとりで
勉強している人とか,カップルとかもいて,
しかも意外と空いていて(ららぽーと危ないんじゃないか?)
エアコンが効いていて(これはいい)
仕事終りにちょっと本でも読みに来るにはいいな,と思いました.
ビール券買うか...(でも歩いてくるには遠い)
さて,その夜の探索にシェルパ号で行ったのですが,
ものすごい暴風で,砂嵐が巻き上がり...
さらにららぽーと風(ビル風)のせいで,ららぽーと横の道路を
走っていたら一車線飛ばされるような横風.
軽いシェルパと私(現在68キロ:重いか...)は
あっという間に吹き飛ばされ,なぜか勝手にユーターン.
流される方にとバランスとってたらユーターンしてしまいました.
そのライトが向いた方向に,リコーフューチャーハウスとかいうビルがあり,
見ると1階は飲み屋のよう...
その通りには何軒かよさげな店がありまして,これもチェック.
メモしようと思い,バイクを道の端っこに寄せて止めたら,
横風で一瞬でひっくり返りました...ナゾの転倒です.
何年ぶりだろコケタの.動いていたらコケマセンが止まるとコケマス.
二輪車というのはそういうものです.はい.
踏ん張ったせいで腰が痛い.背筋が痛い...歳です.
向かい風をロードランナーの上を走るような気持ちで
アクセルをあけ店に戻ってきましたが,途中砂嵐の砂が
目に入り,目も開けられません.
さらに砂粒と一緒に今度は雨粒も混じって...
いったいどうなってるんだこの天気は!
ヘルメットシールドが要るな,と思った昨夜でした.
しかし風が強い.昼も強かった.お隣さんののぼり看板が
二本ともすっ飛んできて店先のTZRのカウルに突き刺さる...
おお,もうこのカウル出ないのに...汗
タンクの上にガンと落ち,小傷が...汗汗
なんてやっていたら下校中の小学生がのぼりを直してくれていました.
この近所の小学生は本当にエライ!素晴らしい!!
先日地震で塀が倒れて,大変な事故があったばかりです.
強風でモノが飛んで行って怪我でもしたら大変です.
色々想像しておかないとなあと思った次第.安全対策.
安全は事前に対策するから安全なのです.勝手に安全になるわけではありません.
バイクの定期点検,整備も忘れずに!
タイの洞窟に入ったサッカー少年たち.
無事が確認されましたが,いつ出てこれるかはわからない...
光の無いところで9日間.
12人(コーチ入れて13人)もいたら
ひとりふたりは,精神的にまいって突如変な行動を
起こす場合もあるはずです.
彼らのチームワークがよかったということでしょうか.
それともタイの忠実な挨拶の精神に基づく道徳のおかげでしょうか.
何がともあれ,たった5キロ先にいることがわかっていながら
救出できないというもどかしさ.
何年か前のチリの鉱山落盤事件を思い出します.
これだけ自動運転などが発達しようという時代でも
簡単に救出する方法が見つからない.
数百メートル先に溶けている(だろう)核燃料があることがわかっているのに
近づくことすら出来ない.
日本の最先端技術ロボットでなんとかならんのか?(誰もやってないのか?)
技術の進歩ってのは,ラクな道を通って来すぎているのかな,とも思います.
かといって,人の危険をさらす技術革新はこの時代無理です.
人体実験は出来ない時代です.(動物ならいいのか?っていう議論も多いです)
さて,想像してみてください.
真っ暗です.方向がわかりません.上も下も右も左もわかりません.
おそらく携帯電話くらいのLED程度の明かりはもっているんでしょうけれど,
身動きが取れる範囲もまわり数mです.
私なら耐えられない気がします.精神的に参ってしまう.想像するだけで怖いです.
こういう恐怖ってのはたぶん子供の頃に植え付けられて,それは
一生克服が難しいものだと思います.
嫌いな食べ物を克服して食べるのとは違う気がします.
私,閉所とか暗所恐怖症だと思います.
身動きの取れない状態っていうのが一番嫌いです.
生まれた頃,窓の無い(あるけどあけても隣の家の壁)狭いところに
住んでいたせいなのかも知れません.
たまにYOUTUBEで,かわいい猫が小さい箱に頭から
突っ込んで身動きとれずにドタバタしているのを見てしまいますが,
かわいいからいいものの,あれ自分だったらと想像すると
もう精神的に叫びそうになるくらい恐怖を感じます.
両肩が動けない状態でひとりで箱なんかに入ったら,
絶対無理です.ああ今書いているだけで気分悪くなってきた...
むかしアメリカの映画で誘拐されて棺おけに入れられて
土に生きたまま埋められてなんていうのを見ましたが,
ああ,思い出すだけでイヤ.
最近,一度だけ近い恐怖感を味わったことがあります.
皮ツナギ.
ミニバイクレースでも出てみるか,と昔着ていたのを着てみたら
脱げなくなりまして.
しかも深夜ひとりで店の奥で.
汗はダラダラ出て,もがけばもがくほど
ツナギが引き締まってきて...
わかります?
そのとき,
やせよう!
と思うとともに,ひとりで生きるのはイヤ!
とも思いました.(二度と着たくないとも...)
まわりに誰かいる安心感って大事です.
恐怖を克服するのは難しい.でも安心で支えるのはなんとかなる.
そう思います.
早く脱出できることを望んでいます.
さきほどお客様より電話があり,
四輪自動車をまた乗ることにしたので
保険の等級継続が出来るか?との質問。
一年くらい前にもう四輪は乗らないということで
クルマも処分されて保険も解約されたのですが,
ネットで完結する「そんぽ24」でのご契約で,
お電話でサービスカスタマーに直接ご連絡いただいたものです.
大変申し訳ないのですが,「そんぽ24」の保険は
当方の保険の販売成績が悪いため代理店を廃止してしまった保険です.
現在は,過去の履歴等も確認することも出来ず,
申し訳ないのですが,お客様から直接カスタマーセンターに
お電話いただくことに.
当方が代理店だったときの契約くらいは,後でも見れるようにと
思うんですが,個人情報保護が大事な時代ですので,
残念ながらシステムにも繋がらず確認すらできません.
紙ベースで保管でもしていればよかったんでしょうけれど,
こちらも保険営業ルールで保管はしておらず,また保管していたとしても
代理店廃止時点で引き上げられていたんだろうと思います.
サービスってなんなんだろう?
って思いますね.会社に隠れて別のところに保管していたら犯罪ですし,
保管する旨を申請して管理していると保管状況や定期検査も必要になりますし,
色々と面倒な時代です.なので今は一切店側ではデータは保管していません.
必要時はネットでシステムにつないで確認しますが,
それらの行動はすべて記録される時代です.
携帯電話のアドレス帳ですらフルネームでの保管は
当社では禁止されています.万が一,携帯,スマホを落として
情報が漏れたときのことを考えて,とのことで,
暗号とまではいきませんが,お客様が特定されないような名前で
保管しないといけないことになっています.
ちなみにスマホがつながるクラウドサービスなんかを使っていたら
そのクラウドサービスも保険会社の承認を受けないと使えないという
これまたすごい時代になっています.
まあ,最近は電話よりもラインなどで連絡することが大半になり,
ラインも名前がみんなバラバラなので600件も溜まると
これは一体誰だっけ?
ということも多いです.アドレス帳も1000件近くあります.
昔,携帯電話の開発をしていたときに,アドレス帳に255件入れたときに
電話するとバグでアドレス帳のデータが消えるという症状が出て,
そんなにアドレス帳いれるやつおらんて...
と思っていましたが,自身のアドレス帳の件数を見ると,
あのときの仕事は必要だったんだな,と.
さてさて,サービスと言うやつですが,
結局のところ
相手への思いやり
と言うことだと思います.なのでそれが機械的にAIやらが判定して
ロボットが応対して,自動的に処理される時代になると
思いやり
の概念が,人間の心から,単なる制御のひとつ,になる可能性もあります.
第三次産業,サービス業っていうのは,機械化,自動化すると
効率は上がりますが,全部そうすることによって人間の心が奪われます.
やはり道具は,作業の目的の一部であって,サービス業は最終的には
相手の心に対する思いやり
であることが必要だなと思った次第.保険の手続きもドンドン
自動化やサービスセンター手続きへ集中化されていて,
なかなか顔を合わせたサービスが出来なくなってきています.
クレームに対してもほとんどが消費者よりも会社側の責任回避のための
コンプライアンスであって,本質を見失ってきているように思います.
逆に,消費者の甘えもあって,必要以上に保険金を得たり(詐欺といいます),
お客様は神様です,的な態度や行動を取られる方もおられます.
法律も捉え方ひとつ違えば,意見がまとまらないことも多いですし,
最終的には
個人と個人の気持ち
の問題になるわけです.そういう意味では代理店というのは
大事で,電話やネットで手続きがおわるサービスでも
顔を合わせて話すという大切さは,将来も大事な要素となるはずです.
もちろんIT技術や大きなシステムのサービスを管理する側からすれば
ひとりひとり顔を合わせてやる商売なんて
なんて非効率
ということで排除されつつありますが,便利さだけだと
人生ちょっとずつしんどくなりますので,
少し笑顔で顔合わせるくらいは残しておく余地はあるよなあ,と.
ま,そんなことを思う今日この頃です.
地元密着型バイク屋さんとして頑張ってます.
ひとりでやっていますので,引き上げ,配達は
営業時間内に出来ず,早朝や夜遅くになることが
多いですが,なんとか対応させてもらっています.
遠方の方はスミマセン.対応できないことが多いです.
真面目にやって損は無いと信じています.
でもそれを妬む方(同業者からも)も多少いることは知っています.
なかなか思いやりサービスっていうのは,
広めると困る人もいる時代なんだなあ,というのも感じ取ってはいます.
でも物事の良し悪しは,ルールで決まっている中なら何をやってもいいという
判断は,やっぱり間違っていると思っています.
法を犯しても,までは言いませんけれど,一番大事なのは
相手への思いやり
それで決まりだと思います.